ゴミが好きな人はおそらくいません。部屋の中にゴミを好きで溜め込む人もいないと思います。
でも、弊社が作業に入る家屋のほとんどにゴミが散乱しています。散乱していない場合はそのゴミを入れ込んだ袋が多数転がっています。なぜゴミが溜まってしまうのでしょうか?
それは簡単なことで、居住者がゴミを捨てないからです。
なぜ捨てないのか? 多分、ゴミを出すという行動が億劫なのか、体が動かずゴミを出せないか、ゴミの処分方法(市町村のゴミ処理方法)が分からないからではないでしょうか。
もう一つ、ゴミが溜まる理由、一般常識的にゴミだと思われる物体が、本人にとってゴミだという認識がない場合があります。本人がゴミだと認識していないので、ゴミが溜まってしまいます。このような思考は高齢の方々に多くみられる傾向がありますが、中には若くてもそういう認識を持っておられる方もいます。この際、アドバイスができる近親者等が身近にいればゴミの問題は解決に向かうかもしれませんが、独居世帯で外部との交流が希薄な方はゴミを溜め込んでしまいがちです。
また、自分の所有物というものはなかなか手放せません。それがゴミでもです。このような感情もゴミの処分を億劫にしてしまいます。
以下に、大量のゴミの排出をお手伝いしたお客様の声を一部ご紹介します。
お客様の声

遠方に住む肉親が独り暮らしをしていましたが、この度亡くなってしまいました。縁あって未来倶楽部商会さんに整理を依頼しました。かなり酷い状況で身内ではとても手をつけることができませんでしたが、綺麗にしていただきました。有難うございました。

<作業前>
かなり悲惨な状態です。足の踏み場もありません。このような現場に入るたびに思います。「なんでこんなにゴミが?」「どうやって生活していたの?」
画像では表現できませんが、室内には異臭が立ち込めていました。

<作業後>
他の部屋も上の写真のような感じで大量のゴミが山積みでした。人海戦術でただひたすらゴミを運び出さなければなりません。
そしてようやく床が見える状態になりました。この部屋はお一人住まい。いったい何年分のゴミが溜まっていたのでしょうか?
