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全国の空家の実態

・空家整理

取り壊し予定の空家の家財整理の依頼を受けてきました。

作業前から長年空家になっている作業案件は、この時期ひじょうに大変です。一番は電気が止まっているので、電気がつきません。また電動の工具等が使えません。当然、エアコンも入らないので、暑い部屋の中での作業となります。作業員にはくれぐれも体調管理をしっかりとして作業にあたるように指示してはいますが、とにかく厳しい作業環境となっています。

 

・空家の状況

長年空家なのに、そこには多くの家財が残っている空家があります。色んな事情で空家になったのでしょうが、手つかずに近い状態で家財が残っています。ちょっと掃除をすれば住めるような家財が揃った空家もありました。

これらの家財は、ほとんどが粗大ゴミとして処分されますが、家具・家電・書籍・衣類等々、再利用できないものかと考えてしまいますが、コストを考えると処分するのがベターな選択のようです。

 

・空き家の数

ちょっと古い統計ですが、2018年の「住宅・土地統計調査」によれば、全国の空き家数は約850万戸とほどで、これは総住宅数の13.6%に相当します。また、2030年には空き家率が30%に達する可能性が指摘されています。何か、抜本的な対策が待たれるところです。